【修理】THORENS TD134

本日は電源投入不可になったトーレンスTD134の修理依頼があり、故障原因を探りながらお見積りしていたところです。このTD134はTD124の姉妹機種ながら流通数が少なく、年に1回位しかお目にかからないほどレアですが、トーレンスらしさを色濃く持った製品です。

TD134はTD124極初期型の樹脂製スピンドルインナーが金属製に変わった頃の初期型と同時期に発売された機種で、モーターや茶色の電源レバー、ボールベアリング内蔵のステッププーリー、アイドラーなど、いくつかの部品が共通化されてます。

大きく異なるのはオートスタート式アームを装着していることや、プラッターが124のように2重ではなく軽量化され、それに合わせてスピンドル軸受けもやや細くなり、全体的な重量はかなり軽くなってますが、相当凝った作りなので整備は神経を使います。

診断していくとモーターは断線してないようですが、ローターのセンターずれ Or スラストパッドが割れているのか振動が大きく、アイドラーも細かく割れがあり、スピンドルもオイル漏れと固着があるなど、結構手を入れないとまずい状態でした。

これからお客様とご相談しながらプランを練ってレストア作業に入ろうと思います。

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Ultra Groove
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