トーレンスTD320をお買い上げ頂いたお客様より、手持ちのFR-54を使いたいとご相談があり、トーンアーム交換を致しました。
TD320はアームリフターと連動してレコードの最内周で自動で電源OFFになるESOS機能が搭載されているため、アーム(ベアリング軸)にセンサーの部品が付いていることや、321や521のようにアームボード式でアーム交換が簡単ではないことから諦める方が多いのですが、ESOSの機構の一部除去とアームボード交換によりショートアームなら交換出来ます。
今回は元々開いていた取付穴の跡を隠す必要や、厚みがあるアームボードではダストカバーの開閉に干渉するため、厚み1.5mmの金属を加工して取り付けることにしました。
全長335mm、実効長245mmのFR-54を装着する場合、スピンドルの中心からオーバーハング15mmを引いた230mmが取付位置になりますが、アームの全長が長いことや、アームリフターのレバーがダストカバーに干渉することから、取付位置を検証しながら作業し、なんとか取付出来ました。
ESOS機能付きのTD320やTD520 でトーンアーム交換をご検討のお客様はご相談下さい。
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