THORENS TD124の異音について

異音は周期的か連続して発生しているかで原因が異なります。

最近、トーレンスTD124の修理やレストアのご相談が増えているのですが、
その中で「異音」がするというご申告が多いので話題にしてみようと思います。

TD124はMk1/Mk2共にベルトとアイドラーを併用して構造も同じですが、
異音がする場合は周期的なものか、連続して発生しているかで原因が異なります。

特に多い周期的に発生している異音の原因は4つありいづれも調整で解消します。

1,クイックスタートがアウタープラッターに接触している
2,プーリーがモーター上部の保護板に接触している
3,配線がインナープラッターに接触している
4,ステッププーリーの段差面にアイドラーの腹面が接触している

また、連続して異音が発生する原因は以下の通りです。


A,ステッププーリーの飛び出し防止ガイドを固定しているネジが緩み振動している
B,モーター上部の金属製保護板が振動で音が出ている
C,ステッププーリーの高さを下げ過ぎてシャーシに接触している
D,アイドラー軸受けの注油を行ってない(約3か月~半年毎)
E,アイドラーが変形してインナープラッターとの接触面を波打ちながら走行している
F,モーターのローター軸を受けるスラストパッドが変形・割れている
G,ローターのセンター位置がずれいる←発熱量も増えてます。

ざっと挙げると上記箇所が原因ですが、E~Gを除き全て調整で解消致します。

特にヤフオクなどで購入した個体の多くは、不具合を抱えていたり整備が必要なケースが多いので、気になる症状がある場合は致命傷的なダメージを被る前に早めにご相談下さい。

アナログオーディオ製品の企画・卸・修理
Ultra Groove(合同会社アンセムインターナショナル)
オフィシャルサイト:http://ultragroove.jp/
LINE:https://lin.ee/bJ58gV0
Mail:info@anthemitn.co.jp