【新入荷】LINN LP12 + SME3009SⅡ Improved

●コンディション:本体&アーム共にフルレストア済・全体的に綺麗です(1年保証商品)。本体・アーム共には全分解・各種パーツの洗浄・点検後、内外装共に徹底してフルレストアしました。

特に電源周りはパフォーマンスに大きな影響を与えるので重点的に整備を行い、Valhalla電源(AC100V50~60Hz、33回転対応)は全てのロジックICと電解コンデンサ、ブリッジダイオード等、劣化部品を新品交換後、モーターと併せて調整と稼働テスト済みです。

+44,000円(税込・工賃無料サービス)で33/45回転・AC100V 50-60Hz対応の高性能電源ユニット、Hercules2にアップグレード出来ます。

今回のLP12は74~75年頃に製造されたS/N:15000番代になりますが、電源はValhallaに変更した以外は当時のままにして、往年のLP12が持つ音色と描写を引き出すことに注力致しました。 LP12は製造年代によりベアリング軸受けが現行カルーセルを含む全7種類あり、同じLP12でも年代による音の違いになります。

特に初期ロットのLP12は現行と比べると音色はほぼ同じで、蛇口全開に全ての音を出し切る鳴り方は共通するものの、濃密で一音一音に勢いとエネルギー感が宿り、音楽の躍動感がより強く感じられます。

アームはSME3009SⅡImproved になり、ベアリング周りを中心に徹底して手を入れたことで剃刀のような鋭い描写と、反応の速さが蘇りました。 アームリフターは降下速度をゆっくり目に調整してます。

●本体フルレストア内容
全分解・洗浄・各パーツ点検
電源部:Valhalla電源基盤:劣化部品交換(ロジックIC×4、ブリッジダイオード×1、スイッチングダイオード×2、抵抗×4、電解コンデンサ×8)、出力電圧測定&回転数調整、電源スイッチ内LED交換、モーター分解・スラストパッド洗浄・研磨・グリスアップ
スピンドル軸受け内部洗浄・異物除去・オイル交換(72~84年モデル用)
サスペンション&ゴム製グルメット:分解・オイル洗浄、ワッシャー交換×3(新品)、水平・垂直調整
外装:台座(プリンス)及びステンレス製トッププレートは提携工場で特殊研磨・レストア済
ドライブベルト新品交換、連続稼働テスト

●トーンアームフルレストア内容
全分解、Oリングベアリング&ベアリングシャフト洗浄・研磨、感度調整、
ヘッドシェルコネクタ分解・ピン研磨、内部配線全交換、アースポイント研磨、
アームリフター全分解・グリスアップ・降下速度調整、フォノケーブル&アース線新品交換(ドイツ製、低静電容量、ローノイズ仕様、1.2m)

₊44,000円で33/45回転・AC100V 50~60Hz対応のハーキュリーズ2にアップグレード出来ます。

●仕様
品番:LINN LP12
駆動方式:ベルトドライブ
寸法:W445×D356×H140mm
電源:AC100V 50-60Hz 対応回転数:33回転のみ

●付属品
本体、アウター&インナープラッター、Valhalla電源ユニット、プラッターマット、電源ケーブル、トーンアーム、カウンターウエイト、ライダーウエイト、インサイドフォースキャンセラーウエイト&ロッド、アーム調整工具(六角1/16インチ)、マニュアル(PDFファイル)
※ダストカバー&ヒンジ、ヒンジ受け別売り

●おまけ
スピンドルオイル、スライタスクリーナー1個(粘着式、針先やダンパーを傷めず洗って何度でも使えます)、
高音質フォノケーブル(1.2m、ドイツ製)、レコーディングやリマスタリングスタジオで使われる業務用シールドケーブルになります。ローノイズ、低静電容量で特に低出力MCカートリッジ使用時に歴然とした差が出ます。納品したお客様からも非常に高評価を頂いております。

本機はご使用前に簡単なセットアップが必要ですが、ご質問が多い項目やトラブル時の対応策をまとめた弊社編集のオリジナルLP12セットアップマニュアルもプレゼントします。

各種クレジットカード、ショッピングローンがご利用頂けます。
サブシャーシ、電源の変更も承ります。詳細はお問合せ下さい。

●お問合せ先 
Ultra Groove(合同会社アンセムインターナショナル)
〒106-0032 東京都港区六本木7-11-18
電話&FAX:03-6233-9991
E-Mail:info@anthemitn.co.jp
LINE:https://lin.ee/bJ58gV0
公式サイト:https://ultragroove.jp/
古物商許可 東京都公安委員会:第306691507096

LINN LP12 修理完了(徳島県・K様ご依頼分)

●機種名:LINN LP12 Valhalla電源仕様
●症状:中古購入品で電源は入るが起動・回転が不安定、修理と併せて45回転も楽しみたい
●再現:あり
●故障原因:電源部の経年劣化、モーター供給電圧およびトルク低下
●結果:修理完了
●対応工数:0.25人日

今回はS/N50000番代(1983年後半~84年前半製造)のLP12をお預かりしました。
中古でご購入後、電源は入るものの、起動・回転が安定せず、メーカー修理を依頼した結果、Valhalla電源は修理やサポートが終了しているため、MajikまたはLingo Mk4電源への交換しか選択肢がなく、見積金額もお客様の想定を上回るほど高額だったため、ご相談を頂きました。

当初はミニマムの修理費用で抑えるため、Valhalla電源を修理する前提でご相談を承りましたが、 将来的な故障リスクや33/45回転も楽しみたいとのご希望で、内蔵式の高性能電源Hercules2へアップグレードと併せて、気になる不具合箇所のメンテナンスを行いました。

お預かり時の状態~Valhalla電源で修理歴有り、純正モーターが2世代後(1992年以降)のものに交換されてますが、180度逆の向きに取り付けれていることや振動が大きく、配線処理も雑でした。
左:Hercules2、33/45回転対応 右:交換するValhalla電源、33回転のみ
フォノケーブルのアース処理と見た目があまりにも酷いため、お直し致しました。
ValhallahaをHercules2に交換する際に傷んでいた電源ケーブルも交換し、モーターとスピンドル軸受のメンテナンス、サスペンションとサブシャーシの防錆処理を行い、33/45回転共に安定して起動するようになりました。
サスペンションも水平が大幅に狂っていたので調整しました。

LINN LP12は極初期型~現行モデルまで、メーカー修理不可の個体や、電源・トーンアームなどの変更、永年お使い頂いた筐体の外装お直しも承ります。詳しくはお気軽にご相談下さい。

※コロナ対策および通販・修理のみとなるため、対面受付は行っておりません。

●Ultra Groove(合同会社アンセムインターナショナル)
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●資格・免許
古物商許可 東京都公安委員会:第306691507096

●関連情報
Hercules2(ハーキュリーズ2)について
LINN LP12 極初期型 + SME3009SⅡ
LINN LP12の修理&セットアップ(愛知県・I様ご依頼分)
LINN LP12 + SME3010R

LINN LP12の修理&セットアップ(愛知県・I様ご依頼分)

セットアップ完了後のLINN LP12+SME3009SⅡImproved

今回は某有名オーディオショップ様からの相談で、自社対応が難しいお客様のご紹介を頂き、LINN LP12とSME3009SⅡImprovedの修理とセットアップのご依頼を承りました。

●ご相談内容
1.中古で購入したが電源がないため使えるようにして欲しい
2.33/45回転対応にしたいが、Lingo Mk4までの予算は出せない
3.不具合箇所があれば診て欲しい
4.手持ちのSME3009SⅡImprovedを整備して使いたい
5.アームボードは用意したが使えるのか分からない

セットアップ前は電源が無く欠品パーツも多数あり使用できませんでした。

●診断結果
元々はMajik電源が組み込まれていたLP12ですが、モーター以外が外されており、その他、電源ケーブルや基盤固定具など欠品も多い状態で、最初にご相談頂いていたオーディオショップでも対応が難しい状態でした。さらにACモーターをテストしたところ全く起動せず、応急処置でようやく動き出したものの、回転数が遅くて大きな動作音も出ている状態でした。

SME3009SⅡImpは見た目は綺麗でしたが、水平方向の感度が鈍く、分解したところアームパイプとベアリング軸受けのピラー内部を通る内部配線の被膜が経年劣化で硬化し、テンションが掛かっており、ベアリングシャフトに腐食もあったため、動作に干渉していました。

アームボードはSME用の取付穴が開いており使えましたが、SME3009SⅡImpの組込みは台座内部の四隅にあるコーナーブレイス(補強板)が当たるので加工が必要でした。

状況を説明してお客様と擦り合わせした結果、ミニマムの予算で安心して使えるようにしたいということで、電源は33/45回転対応のHercules2にして、不具合の解消と併せてセットアップすることになりました。

●処置内容
LP12
・台座のコーナーブレイス加工
・電源ケーブルほか欠品パーツの手配(電源ケーブル、基盤固定具、ナット類、アース線他)
・Hercules2(ハーキュリーズ2)電源の組込み
・モーター部メンテナンス、プーリー研磨
・アース処理
・サスペンション調整(水平・垂直)
・スピンドル軸受け内部洗浄、オイル注入
・サブシャーシ防錆処理、テスト&総合調整

SME3009SⅡImproved(フルレストア)
・全パーツ分解・洗浄・研磨
・ヘッドシェルコネクタ分解・洗浄
・Oリングベアリング&シャフト洗浄・研磨・感度調整
・内部配線新品交換
・アースポイント研磨
・アームリフター分解・内部洗浄・降下速度調整
・フォノケーブル新品交換・SME純正4ピンプラグ研磨・RCAプラグ交換・導通テスト

SME3009SⅡImprovedは全分解・洗浄・研磨後にフルレストア作業に入ります。
SME3009SⅡImprovedのフルレストアとフォノケーブル交換後
SMEなどLINN以外のアームを装着する場合、台座内の四隅にあるコーナーブレイスにアームの底が当たり取付出来ないため、加工が必要です。
台座を加工するためトッププレートごとシャーシ類を取り外します。併せてサスペンションを固定しているグルメットに割れや破断がないか点検します。
純正ACモーター。製造メーカーや形状からして2000年代初頭の物ですが、最初は起動しませんでした。メンテナンスしてようやく動くようになりました。
台座のコーナーブレイス加工とHercules2組込み、サスペンション調整などセットアップが完了しました。
上から電源ケーブル、アース線、フォノケーブル

●結果:セットアップ完了、33/45回転共にスムーズに起動します。
●費用:①Hercules2/63,800円、②SME基本フルレストア/38,000円(一律、フォノケーブル1.2m含む)

①+②に台座加工や不具合箇所の対応工数0.2人日と部品代を合わせて121,600円(税込・送料サービス)で承りました。

●お預かり期間:5日

●修理受付の流れ
実機を弊社にお送り下さい。ご申告内容を元に各部診断の上、不具合箇所の特定と交換部品の有無、工数(基準1人日/8hで税込44,000円、1h当たり5,500円)を計算してお見積書を作成します。

その後、御見積を元に修理内容や金額、お客様のご希望などを擦り合わせの上、ご依頼頂く流れになります。キャンセルの場合は「着払い」で返送しますが、それ以外に料金は一切発生しませんのでご安心下さい。

修理期間は通常1週間程度ですが、年末年始やGWなど大型連休前は、大変混み合うためお時間を頂いております。あしからずご了承下さい。
また、コロナによる物流の混乱と遅延、パーツの生産・調達に支障を来していることもあり、
破損などで部品交換が発生する場合は、2週間~1か月程度お時間を頂くことが御座います。

何か気になることが御座いましたらお気軽にご相談下さい。

※修理及び通販のみの営業となります。コロナ対策で対面受付は行っておりません。

■お問合せ先:Ultra Groove(合同会社アンセムインターナショナル)
〒106-0032 東京都港区六本木7-11-18 
電話&FAX:03-6233-9991(平日11~18時、土日祝日休業)
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■関連ページ
Hercules2(ハーキュリーズ2)について 
LINN LP12用DC電源システム~Mobor CPU control DC motor PSU 
LINN LP12旧Basic電源仕様のMoseアップグレード 
LINN LP12 + SME3009SⅡ~HerculesⅡ仕様 
SME3009SⅡ Improvedの修理&フルレストア 

【新入荷】LINN LP12 + SME3010R

●コンディション:美品(本体&アーム:フルレストア済)
本体は全分解・各種パーツの洗浄・点検後、台座新品交換をはじめ内外共にフルレストアを行った結果、
中古品特有の使用感がない非常に綺麗な状態に仕上がっております。

電源部はAC100V 50-60Hz、33/45回転対応の高性能電源Hercules2(ハーキュリーズ2)に新品交換と併せてアップグレードし、
モーターなど徹底してレストアしたことで、安心の2年保証商品となります。
Hercules2は同じ内蔵式電源のValhallaやMajikと比較すると、
内蔵式にも関わらず静粛性が高く、背景が静かで音数が多い印象です。

電源部はご希望で外部式筐体のMose(+44,000円)、またはDCモーター仕様のMobor CPU control DC motor PSU(+108,000円)に差額で変更可能です。※価格は税込みです。

SME3010Rは先代のSME3009S2をベースに細部をブラッシュアップし、
1981年に発売されたスタティックバランス型の傑作トーンアームです。
10インチ長になるため、分類的にはロングアームになります。

針圧0~5.0g、自重33gまでのカートリッジに対応し、オルトフォンSPUのGシェルが使えることや、
スライドベースを採用しているのでAシェルもアダプター無しで使える点で人気があります。
※2分割追加カウンターウエイトはサードパーティー製になります。

【フルレストア内容】
LP12
全分解・洗浄・各パーツ点検
電源部:Hercules2&電源スイッチ新品交換、モーターレストア(現行)、電源ケーブル新品交換
スピンドル軸受け内部洗浄(補充用オイルが付属します)、ドライブベルト新品交換
サスペンション&グルメット:分解、点検、グルメット新品交換(上下6個)、水平垂直調整
台座新品交換、トッププレートなど提携工場で剥離・洗浄・特殊研磨・レストア済
アームボード新品交換、プラッターマット新品交換

SME3010R
全分解、リングベアリング洗浄、ベアリングシャフト洗浄・研磨、感度調整、
ヘッドシェルコネクタ分解・ピン研磨、内部配線全交換、アースポイント研磨、
アームリフター分解・降下速度調整、フォノケーブル新品交換(低静電容量、Lpwノイズ仕様、1.2m)

●仕様
品番:LINN LP12
駆動方式:ベルトドライブ
寸法:W445×D356×H140mm
電源:AC100V 50-60Hz 対応回転数:3345回転

●付属品
本体+アウター&インナープラッター、トーンアーム+調整工具
電源ユニット、電源ケーブル、マニュアル(PDF)※ダストカバー&ヒンジ、ヒンジ受け別売り

●おまけ
粘着式スライタスクリーナー1個(針先やダンパーを傷めず洗って何度でも使えます)、スピンドルオイル
オリジナルフォノケーブル(1.2m、レコーディングスタジオ用のローノイズ、低静電容量の高品質ケーブル(ドイツ製)になります)。

本機はご使用前に簡単なセットアップが必要ですが、ご質問が多い項目やトラブル時の対応策をまとめた
弊社編集のオリジナルLP12セットアップマニュアルもプレゼントします。

各種クレジットカード、ショッピングローンがご利用頂けます。
サブシャーシ、電源の変更も承ります。詳細はお問合せ下さい。

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【新入荷商品】LINN LP12 +SME3010R

●動作確認用ムービー ※音質評価用では御座いません。

SME3010Rとハーキュリーズ2+を組み込んでアップグレードしたLINN LP12です。

Hercules2電源は33/45回転対応で、それぞれデュアル水晶発振器を搭載し、
非常に高精度で安定した回転が特徴の高性能な内蔵式電源です。

現行MajikやBasik電源のように電源電圧の変動を受けにくく、非常に安定した回転が特徴です。

トーンアームのSME3010Rはスタティック型を代表する名品で、1962年に発売されたSME3009/12S2をベースに1981年に発売されました。
3009より1インチ長いアームパイプを採用し、厳密にはロングアームに分類される製品ですが、未だに高い人気を誇るため、手放す方が少ない反面、近年は状態がいい個体は非常に入手困難になりました。

自重約33g位、針圧0~5gまでのカートリッジに対応することや、カートリッジ交換が簡単なユニバーサルシェルやSPUが使えるのが最大のメリットです。
LINN AKITO/EKOS SEのようにカートリッジ交換が面倒ではなく、レコードのプレス年代やステレオ/モノラルなど複数のカートリッジを楽しみたい方にお勧めします。

LP12本体は内外装共に全分解、フルレストア済を施し、電源部は基盤、純正モーター、スイッチを全新品交換済、ほぼ使用感がない状態で、いわゆる中古品感は御座いません。
詳細は画像をご覧ください。

なお、現金でお買い上げの場合、低インピーダンス、低損失シールドケーブルを使用した弊社オリジナルフォノケーブル(ドイツ製、1.5m、18,800円)をご希望でプレゼント致します。

そのほか、ご不明な点や更なるアップグレードなど、ご希望が御座いましたらお気軽にご相談下さい。

●仕様
品番:LINN LP12
駆動方式:ベルトドライブ
寸法:W445×D356×H140mm
ハーキュリーズ電源 AC100V 50-60Hz
対応回転数:33/45回転

●付属品
本体
電源部
ACケーブル
トーンアーム(純正フォノケーブル、工具、マニュアル、オーバーハングテンプレート、元箱)

1年保証商品
ダストカバー別売り(純正カバーは内部で当たるため使用出来ません)

製品に関してのご質問やお問合せはお気軽にご相談下さい。

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Hercules2(ハーキュリーズ2)について

最近、Hercules2(ハーキュリーズ2)とMose(モース)のお問合せが非常に増えておりますので、今回はLINN LP12の電源を話題にしてみたいと思います。

LP12は1972年に発売開始後、Basic、Valhalla、Majikの内蔵式電源、Lingo、Radikalといった外部式電源がリリースされ、ユーザーの予算に応じてアップグレードが出来るようになっております。

また、純正以外にもREGAやGSAなど、20社近くのサードパーティーも発売され、それぞれに特徴がある多彩な製品が存在しておりますが、日本ではご存知の方は少ないと思います。

今回ご紹介するHercules2はValhallaの設計に携わったエンジニアが開発し、既に15年近く販売され続けている製品ですが、費用対効果と性能の高さから一押しの電源になります。

内蔵式と外部式で異なる点はいくつかありますが、純正電源の場合は内蔵式は33回転のみ対応し、最近人気が高まっている高音質盤の多くが45回転なので、再生するにはLingoなど外部式を購入する必要が御座います。

この点でHercules2は内蔵式ながら33/45回転に対応しているのが大きなメリットで、33/45回転専用にデュアル水晶発振器を搭載し、電源の電圧変化に影響を受けにくく、非常に高精度で安定した回転が特徴の高性能電源です。

また、MoseはHercules2を外部筐体化した製品になりますので、別途ケース+ハーネスキットを購入すればHercules2をそのまま流用して、わずかな差額で外部式にアップグレードできる点も魅力があります。

初期導入費を抑えたい方は、最初は内蔵式のHercules2で聴いてみてから、予算が出来た時にMoseにすることをお勧め致します。

元々、内蔵式ながら高S/Nで高性能なハーキュリーズ2ですが、外部化してMoseにするとより背景が静かになり、ノイズに埋もれていた微弱な音が明瞭に浮かび上がり音数が増える印象で、内蔵式より断然外部式の方がメリットを感じます。

特に編成が小さい室内楽やピアノトリオ、女性ボーカルでは違いが分かりやすいでしょう。

Lingoと比べて1/3の価格で同等の音なのも◎です。

Basic電源仕様

Majik電源仕様

交換にあたってはいくつか注意点が御座います。

1、50HzのACモーター仕様であること
Hercules2/Mose共にBasic、Valhalla、Majik電源搭載のLP12に対応しますが、
1972~84年まで流通していた旧Basic電源、初期Valhalla電源、Basic/Majik電源の一部で60Hzモーターの場合には50Hzモーターに交換しないと対応できません。

また、DCモーター仕様のRadikalも50HzのACモーターに変更する必要が御座います。

Lingo(Mk1~Mk3)から変更する場合は50hzモーターなのでそのまま組み込めますが、最新のLingo Mk4から変更する場合は、AC12Vのモーターなので交換する必要が御座います。

2、モーターの製造年式
Hercules2/Mose共にS/N:54000番台以降(85年~)のLP12に対応する前提ですが、S/N:54000~63000番台で使われている一部のACモーターでは45回転が起動しないものが御座います。

89年頃より以前のACモーターはモーター下部にボールベアリングとスプリングが入ったグレーのスラストキャップが付いていますが、この仕様のモーターは全てでは御座いませんが45回転が起動しない場合が御座います。

また、これより古い白いスラストキャップ仕様のモーターは、かなりの確率で45回転が起動しないので注意が必要です。

画像の仕様に変更されてからのモーターであれば、問題なく33/45回転に対応致します。

もし不安がある場合はLP12本体をお送り頂ければ弊社にて有料セットアップ致しますが、ご依頼時はLP12の電源仕様とお使いになられている地域を御申しつけ下さい。

ちなみに、Valhalla電源の修理受付はLINNでは終了してますが、内蔵電源で修理する場合、純正だとMajikに入れ替えとなります。

ただし、MajikはValhallaのように水晶発振器で回転数制御を行っておらず、進相コンデンサとツェナーダイオードを用いてAC85Vでモーターを回す簡易電源になりますので、ダウングレードが気になる方にもハーキュリーズ2はお勧め致します。

製品に関してのご質問やお問合せはお気軽にご相談下さい。

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Mober社製品(LINN LP12用)の取扱いを始めました。
LINN LP12用DC電源システム~Mobor CPU control DC motor PSU 
LINN LP12用アップグレード外部式電源 MOSE(モース)