お客様紹介~M様(川崎市)

先日、LINN LP12を納品したM様をご紹介いたします。

M様には個人的に愛用している眼鏡のヴィンテージフレームの件で数年前からお世話になってましたが、まだ30代にも関わらずヴィンテージオーディオの魅力にハマり、お子さんが生まれてご自宅を新築したのを機に、一生モノにふさわしいレコードプレーヤーへ買い替えをしたいとご相談を受けておりました。

これまではテクニクスSL-1200 Mk3をメインで使われていたものの、ご夫婦とも普段からレコードしか聴かないことや、歴史を超えて残るヴィンテージオーディオが持つ音の魅力を引き出すにはプレーヤーが役不足という判断で入れ替えることになりました。当初はトーレンスTD124やガラード301も検討していたとのことでしたが、新旧の音楽ジャンルに囚われずにオールマイティーに鳴る製品としてLP12をお勧めした結果、導入することになりました。

セッティングが終わり第一音が出た瞬間から、SL-1200Mk3と別次元の空間再現性と、音数が非常に増えて躍動感のある演奏に変わり、ご夫婦で満足されたようで安心致しました。

弊社ではお客様毎にメインで聴く音楽ジャンルや目指す方向性をヒヤリングして、ご希望や予算に応じて最適なプランをご提案しておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。

※コロナ対策および修理・通販のみの営業となるため、対面受付は行っておりません。

●Ultra Groove(合同会社アンセムインターナショナル)
〒106-0032 東京都港区六本木7-11-18
E-Mail:info@ultragroove.jp
公式サイト:https://ultragroove.jp/
古物商許可 東京都公安委員会:第306691507096

Garrard 301台座の制作・セットアップ

今回はグリースモデルのGarrard 301を入手したお客様から、台座とトーンアームのご依頼がありセットアップ致しました。

この台座を知っている方は相当古くからヴィンテージをやってると思いますが、インナーボードをサスペンション式で支える構造になっている大変凝った作りのものです。

丁度、木工場に在庫が1台あったので、SME3012SとデッカMK1に合わせてセットアップ致しました。

Garrard 301でSMEやデッカを使う場合、プラッターの厚みがあるのでアームベースにスペーサーを入れて高さを合わせ、アームレストも高さが合わないと見栄えが悪いのでスペーサーを制作してます。

アームとMk1用にRCA端子基盤を取り付け、台座本体に組み込みます。

弊社ではガラード301に限らず、TD124やテクニクスSP10用に積層・総無垢材を使った台座や、アームボードの制作、既存でお使いの台座でアームを変更したり、傷んだ外装の突板張り替えや塗装も行ってます。またアームに合わせてシングル、ショート×ロング、ロング×ロング等、ダブルアームの台座もサイズ指定で制作できます。詳しくはご相談下さい。

オーディオブランド
Ultra Groove
https://ultragroove.jp/

SME3009/3012S2、Rシリーズのリフター位置調整

SME3009/3012S2・Rアームリフター高調整

SME3009/3012S2、3009R/3012Rのアーム全体の高さ調整方法はマニュアルに記載してある通りですが、リフターの高さ調整も意外と簡単にできます。

特にDL-103のように背が低いカートリッジと、オルトフォンSPUやMC-30Sのように背が高い製品を併用すると、アームの高さ位置によってはリフターが届かなかったり、アームパイプにリフターが接触してトレースエラーや音のビリつきが発生することが御座います。

ショップでも知らない店員が多いことや、毎回説明するのも面倒なので、ご購入者様限定で紹介します。

■ご注意:作業するときは必ずカートリッジを外して、調整は自己責任で行ってください。

●用意するもの:1/16インチと5/64インチの六角レンチ ※Imp以降は1/16のみでOK

SME3009/3012S2・Rアームリフター高調整
SME3009/3012S2・Rアームリフター高調整
SME3009/3012S2・Rアームリフター高調整
SME3009/3012S2・Rアームリフター高調整

リフターアッセンブルに対してピラーを回転させるとリフターが上下します。お使いになるカートリッジに合わせて調整して下さい。

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スピーカーのアッテネーター調整方法

2Way以上のアッテネーター付きスピーカーで、調整方法が分からないまま使い続けている方が結構いらっしゃいます。販売店でも理解してないスタッフが多いので、今回は調整方法をご紹介いたします。

●手順
1.ミッド、ツイーターのアッテネーターを全絞りする(消音)
2.モノラル音源を用意してスピーカーLchのウーハーだけ鳴らす
3.ミッドのアッテネーターを徐々に開き、低域とつながるところで止める
4.ツイーターもミッド同様に中域つながるところで止める
5.Lchの音を全絞りしてRchのウーハーだけ鳴らし同様に調整する
6.左右chを同時に鳴らしてセンターに音像が定位すれば完了

JBL4350など4Wayも同様に調整できますが、アッテネーターの調整をしっかりやるとかなり印象が異なりますので、ぜひ追い込んで頂ければと思います。

※コロナ対策および修理・通販のみの営業となるため、対面受付は行っておりません。

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Michell Engineeringのドライブベルト取扱いについて

英国の老舗ブランド Michell Engineering(ミッチェルエンジニアリング)社のレコードプレーヤーは、国内代理店・東志の廃業に伴い販売終了となりましたが、現在は新しい代理店が決まらない状況となっております。

このため、消耗品のドライブベルトに関しても、東志を扱っていた商社や販売店の流通在庫も無くなり、お困りの方も多いかと思います。

先日、常連のお客様からのご相談でGyro Dec用のベルトをイレギュラーで手配した際に、英国で仕入れルートができたことや、探している方も多いようなので、12月下旬を目途に少量では御座いますが一般販売を検討しております。

今後、詳細が決まり次第、HP上でご案内致します。

※コロナ対策および修理・通販のみの営業となるため、対面受付は行っておりません。

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